コラム

ブログ初心者にお薦め!「沈黙のWebマーケティング」は基本を学べる良書!

ブログ初心者にお薦め!「沈黙のWebマーケティング」は基本を学べる良書!

今回は、ブログ初心者にお薦めするとしたらどんな本ということで、1冊の本を紹介したいと思います。

ブログ関係の情報は、諸先輩方が、ブログで情報発信をしたりYoutubeで解説をしたりしています。また、ネット上でのオンラインサロンや有料教材、本屋さんでの書籍もたくさんあります。ひと昔前に比べてブログを通して、広告収入を得たり、チラシの代わりにネットでの集客を考えている方が非常に多くなった証拠とも言えます。

これだけ情報が多くなると何がいいのかを選ぶのも大変です。最初の1冊は何がいいかという点で、どの本を読もうが悩まれているあなた!!是非参考にしてください。

今回紹介したい本は、「沈黙のWebマーケティング~Webマーケッター ボーンの逆襲~」です。この本は、それこそブログで初心者ブロガーさんにお薦めする本として多くの方が読むように勧めている本です。私も初心者の時にブログを見て、この本を知り本屋で手に取り買うことを決めました。

写真は結構読み込んだ我が家の本です。

今回は、この本の魅力をご説明していきます。

 

この記事の目次

1.この本のポイント

2.Webとの連携がすごい!!

3.私の感想

 

1.この本のポイント

では、早速この本のポイントをご説明しましょう。この本は、「マツオカ」というオーダー家具のお店が、悪徳なWEBコンサル会社に騙されて…お店のホームページがピンチになり、主人公の伝説のwebマーケッター ボーンが窮地を救っていくというストーリーの中で、コンテンツマーケティングに関してわかりやすく説明した本です。

500ページ近くある本ですが、挿絵とセリフ調のストーリー展開。コラム的に解説ページをわけているため、比較的ページ数のわりにサクサク読める本の構成となります。ストーリーもマンガをしっかりと研究されているようで定番のストーリながらもしっかりと引き込む作りこみがされているのも秀逸です。

では、この本で書かれているポイントは何かという点を説明したいと思います。

①読者が知りたがっている情報に即したコンテンツを自分のサイトに作っていくこと

②独自のコンテンツを作る重要性

どのように独自コンテンツを外部露出させるのか

では順に説明します。

①読者が知りたがっている情報に即したコンテンツを自分のサイトに作っていくこと

この本では、マズローの5段階欲求を理論のベースとして、世の中の人がそれぞれの欲求によって情報を集め、それを拡散していくことを述べています。ここでは、オーダー家具の「マツオカ」にある強みをどのように世の中の人にアピールするのかという点がポイントです。

ボーンが来る前の序盤では、見た目が格好いいサイトを作る視点で失敗し、悪徳WEBコンサル会社にリンクを買わされ、ブラックハットSEOでサイトがピンチにという展開で結局は、相手の知りたがっている情報を提供するのではなく、相手を無視した自分がカッコいいと思うサイト、相手と全く関係のない、リンクを買うことで見せかけの評価を得るという手法をしています。

つまり自身の強みと読者が本当に知りたいことは何かという点をしっかりと分析し、人間の欲求を踏まえて役立つコンテンツを作っていく大切さが書かれています。

 

②独自のコンテンツを作る重要性

この本でも売るためのページと集客するためのページやコンテンツは別であることは説明されています。集客するコンテンツがSNSやソーシャルブックマークでブックマークされることでサイト全体が強くなることが説明されます。

ここでは、「マツオカ」がどんなコンテンツを作っていくのか?という視点で独自コンテンツを作る戦略などもストーリと織り交ぜてバランスよく説明されています。

ここは、是非本を読んで楽しんでほしい要素でもありますので、詳しくはあえて伏せさせてもらいます。

 

③どのように独自コンテンツを外部露出させるのか

②の独自コンテンツの重要性とも関連しますが、この独自なコンテンツをどのように外部に知ってもらうかという点もとても重要です。ブログ運営で調べていく中でTwitterなどのSNSの活用の重要性を述べる方は多くいます。

この本では、先ほどのマズローの欲求5段階説という理論的背景をもとに人はどんなコンテンツをシェアしたいのか?

外部露出する経路をどのように作るのか?

Twitterとフェイスブックどちらが適しているのか?

といったSNS戦略についてもかなり詳しく説明されています。

初期のグーグルから評価されるまでアクセスが少ない代わりにSNSを利用しようといった私みたいな浅い考えではなく、もっと理論的に述べられています。

 

2.Webとの連携がすごい!!

この「沈黙のWebマーケティング」ですが、Webでも関連サイトがあります。本のストリー部分とスピンオフストーリーなどもWebで公開されています。またコラボ企画などもあるので楽しめるのではないかと思います。

またこのサイト内でぱくたそとコラボ企画として「沈黙のWebマーケティング」の無料素材を提供しています。この記事でもいくつか使用しているのでこの本を読んでファンになった方はぜひ使ってみてください。

 

 

 

3.私の感想

では、最後に私のこの本を読んだ感想やおすすめポイントをまとめていきたいと思います。

まず、一般的な本屋に並ぶブログ関連のハウツー本は、ネットでもわかるよねって案外浅い知識だけをまとめたブログ関連の本もたくさんあり、理論的な背景も経験則や他のブロガーもしているからといったやや弱い根拠を用いたものが多い印象です。

しかし、マズローの欲求5段階説やマインドマップの理論などを随所に入れながら理論的に腑に落ちる説明がされており、説明に一定の信頼感を持つことができるという点は他の初心者向けの本との違いかなと感じます。

また、本文のストーリーにも触れられていますが、漫画やアニメといった日本のコンテンツ文化をおそらく尊敬されているのか、定番の日本人が好きなコンテンツをうまく取り入れて説明がされている点も高評価です。

優良なコンテンツを作ること。そしてそのコンテンツを以下に広めるかそういう根底にある基本的な概念がしっかりと流れていることを感じます。

またこの漫画的な要素を書籍作成の柱にしているため、冒頭にも言いましたが、500ページくらいありますが、読んでいて全く苦にならないというのもこの本の最大の特徴の一つと言えるのではないでしょうか?

初心者が読むべき本として、本を読む前にネットなどで知識を入れている人が、満足できるレベルの知識量であり、content is kingをわかりやすく、理論的に信頼できる質で説明がされている点でおすすめできる1冊と思います。


この本が、口コミで多くの方が紹介している点ですでにこの本の言いたいことが実証されているとも言えますね。

ちなみにこの本は、ブログだけではなく本業のサイト運営にも生きてくるとおもいます!