サラリーマンの副業は何がいいのか?オワコンと言われたブログを私が選んだ理由
終身雇用はとっくに崩れてしまい、コロナ禍でリモートワークが浸透し始め、副業をする人もかなり増えてきました。ニュースなどで「副業解禁」や「副業元年」といった言葉が飛び交い本業の収入アップも先行きが見えない世の中で、副業を考えようと思う人も多くいるはずです。
今回の記事は、そんなあなたが副業としてブログは実際はどうなのか?という疑問に私の体験を踏まえてお話ししていきたいと思います。
1.副業解禁とは何?
2.副業の種類は?
3.私の体験からなぜオワコンと言われるブログを選んだのか?
1.副業解禁とは何?
そもそも副業解禁といったワードがよく出てきたのはどういういきさつからなのでしょう?これは、厚生労働省が平成30年に出した「副業・兼業の促進に関するガイドライン」によるものです。基本的に従来の日本の企業は、副業を禁止している会社が多かったのですが、国をあげて副業をすすめようと舵を切ったのです。
副業を進めるメリットとしては、企業側としては、社外でスキルアップを図ってもらう。有能な人材をピンポイントで集めやすい。企業としては、諸刃の剣となってしまう恐れもあるのですが、労働市場が流動化していく面も考えられます。国も年金などの制度を維持していくのも難しいため、収入を得るチャンスを広げておくことでセーフティーネットともなりうるため、促進しているのではないかという考えもできます。
また、会社勤めのサラリーマンの収入も年々下がっています。一時期の景気回復といっても一部の大企業が享受できたにすぎません。教科書でも習う通り日本の大企業は全体の1%にしか過ぎないのです。自分一人、家族を養えるかどうかの生活を余儀なくされている日本のサラリーマンが、少しでも収入をアップするために副業を考えるのはごくごく自然な流れとも言えます。
2.副業の種類は?
副業はもう一つの仕事です。世の中にありとあらゆる仕事があるように、副業も非常に多様にわたります。ここでは、ごく一部となりますが、副業をご紹介していきたいと思います。
①物販系
モノを売る仕事です。自分で作ったものを売ることもありますが、昔からよく取り上げられたのは、「せどり」でしょう。ネットで安い商品を見つけ、高く売れる場所で売り、差額を儲けとする仕事です。アンフェアなやり方で利益を得ようとする人もおり、「転売ヤー」などと揶揄されることもあります。
②紹介業(広告収入)
せどりが実際にモノを売る仕事とするならこちらは、間接的にモノを売る仕事となります。商品を宣伝したり、人を集めてそこにコマーシャルを流したりといった内容となります。「Youtuber」、「ブロガー」、「アフィリエイター」といった仕事がその一例でしょう。
③サービスを売る
人に何かを教える。代わりに作業をするといったように労働の対価として賃金を得ることです。クラウドソーシングでネットニュースの記事を書いたり、ココナラなどワンコインから仕事を受けるサービスもありますね。
そのほかにも投資に近いものもありますが、大きくは上記の3つにわけさせてもらいました。
3.私の体験からなぜオワコンと言われるブログを選んだのか?
では、本題のなぜ私が、そもそも副業をすることを決心したのか、いくつもある副業の中からオワコンともいわれるブログを選んだのかについてお話しさせてもらいます。
そもそも副業すると決心したのは、私の勤める業界が非常に給与面ではひどかったこと。労働時間に対する給与も低く、前に勤めていた会社では、一人暮らしでかろうじて寮があり、家賃は不要だったものの30代で手取りが13万円という恐ろしい状況でした。
日々、生きているのがやっと…同僚や先輩は「仕事こそ人生」といった人が多く、価値観がそもそも違いました。そんな中、少しでも収入を増やさなければと思い、副業を決心したのでした。
これを読んでいるあなたもひょっとしたら私と同じような境遇かもしれませんね…
※私の過去のお話しは、こちらでも少し触れています
では、10年ほど前の私が初めて始めた副業は何だったでしょう…
それは、「せどり」でした。当時は、アマゾンをプラットホームにし、ブックオフや古本屋さんで売れそうなものを探して売る。ネットを活用した商品検索のノウハウも出回っていた時期で、アマゾン以外のネットショップで商品を集めるといった手法も流行っていたんですね。
このせどり確かにアマゾンの集客力も凄いため、売れるのですが思ったほどの利益は出せない。元手がそれほどでもない、本業がそもそもハードで作業時間がなかなか捻出できないとあって、利益がなかなか出せない。たまに偽物をつかまされ、売り物にもならず、など踏んだり蹴ったりでした。
上手く売りさばける人がいるのは確実だと思いますが、自分とは相性は悪かった…
次に考えたのは、サービスを売るタイプの仕事ですね。ランサーズなどのクラウドソーシングの仕事です。こちらは登録だけしてみるも、あまりにも単価が安く、やる気が失せてしまいました。1000字程度で500円ほどの報酬。そこからランサーズに手数料を支払う。たまったもんじゃない。
クラウドソーシングをすすめるネット記事や書籍を見ると報酬の1文字当たりの単価を上げるべしと言われますが、いつのことになるんだろうと考え、ある種の敵前逃亡をしてしまいました。
私の場合、野垂れ死んだり、精神崩壊する前に実家の都合もあり、当時の職場をやめ、実家に戻り、仕事も変わったことで昔よりはだいぶ生活は改善され、副業に迫られることはなくなりました。
しかし、数年勤めたわかったのが、給与がほとんど上がらないという現実です。40代にもなって新卒と数万しか変わらない給与・・・
これは困った…
ということで、再び副業への気持ちが再燃したのです。
今回考えたのは、ブログです。手取り13万円時代にも実はやったことがあり、当時は、アドセンスも今よりも難しくはなく、広告収入を得ることはできたんですね。月に1万円くらいはアドセンス収入を得ることができました。
しかし、不運なことに今でいう「アドセンス狩り」にあい、アカウントが停止され…再起するエネルギーも起きず、当時のブログは閉鎖することになります。
今回選んだのは、その時の経験があったこと。やりようによってはアクセスを稼ぎ、収入を得ることができる。今では、Youtubeなど動画による広告収入を得るモデルやSNSでのマーケティングの方がいいなど、ブログはオワコンと言われていますが、何かを調べるときにネットでの検索は必ずしますよね?
ブログが難しいのは、ストック型のビジネスでもあり、検索エンジンに認知されアクセスが増えるのにライムラグが長く、その間に離脱してしまうというもの。
このデメリットを考慮しておけば、まだまだ可能性があるのではないか?と考えたのが、ブログを再開し副業にしたいと考えた理由です。
クラウドソーシングも悪くはないと思います。働いた分は安くても収入が発生しますから…
ただ、他人の労働力を安く買いたたいて、自分は甘い汁を吸おうという一部の雇い主がいると思うとなんだか嫌な気分になったんですよね。
手取り13万時代のトラウマです。
できれば、ネットの力で夢を見たいと思ったのもブログの広告収入を目指した理由でもあります。
まだまだリスタートしたばかりですが夢を見ていきたいと思います。
人にこき使われるのが嫌なら、ブログはまだまだ夢が見れる副業の手段